乗り物オタクと結婚して。

タイトル

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私はオカ・クミ。どこにでもいるようなフツーの主婦。

そんな私の夫は、ある乗り物のオタクだ。

ちょっと好き、とか

すごく好き、といったレベルではない。

寝ても覚めても好きなのだ。

我が家にはその乗り物グッズがあふれ返っている。

結婚して7年経った今となっては、私にとっても見慣れた光景になっている。

 

結婚して、一緒に住み始めた時のことだ。

私の洋服を保管しようとクローゼットを開けると、

乗り物グッズがぎっしりと詰められていた。

2LDKの我が家。一つだけ空いていた部屋はいつの間にか夫の趣味部屋と化していた。

義母は言う。

『あの子の使ってた部屋に新しく物を置こうと思ったら、乗り物グッズがあり過ぎて私の手には負えなかった。(なのでそのまま放置している)』

夫は時々、実家に置いている乗り物グッズと我が家に置いてあるものを入れ替えているようだ。

方向幕とかいうんだって。

模型?

 

…正直、捨てたい

毎日使ってる訳じゃないのに、どうしてこんなにコレクションするのか。

こんなにたくさんモノがなければもっと広く感じるのに。

しかも全然オシャレじゃない

 

 

そんな夫を見ていて思う。

 

とても羨ましい、と。

その乗り物に嫉妬するほど、羨ましく思う。

なぜなら私には趣味といった趣味がなかったからだ。

夫のオタクぶりを横目で見ていると、とても幸せそうである。

具体的にはこうだ。

 

  1. 自分が好きなモノ(コト)について延々と語り合える仲間がいる
  2. 見たり乗ったりするだけで満たされる
  3. 大好きなモノに囲まれて毎日を過ごす。
  4. 写真に撮って愉しむ

 

自分が愛してやまないモノやコトを、同じように好きな人と語り合うのはとても楽しいものだ。(私も友人とバチェラーやバチェロレッテを一緒に観た時はとても興奮した。)

夫はある寒い日の早朝、乗り物の写真を撮りに行った。

夫が撮った写真は数年後、地元の新聞に載ったのだった。

夫はとても誇らしげだった

 

私もオタクになりたい、と思った。

 

オタクは時として偏見の目で見られがちだ。

夫が乗り物のオタクで〜

と話すと、相手の顔が少々苦虫を噛み潰したような表情になる時がある。

オタクというイメージがあまり良くないのであろう。

私も、夫と結婚するまではオタクには良いイメージはなかった。

事実、一部の熱狂的なオタクのマナーが問題視されることもある。(熱狂的なオタクって何かおかしいが。)

しかし夫を見て思う。

オタクとは、人生を楽しんでいる人達のことだ、と。

オタクは人生を楽しむヒントを与えてくれる。

オタクに学ぶ 至高の人生術

なんて本がいずれ出版されたりしないだろうか。

オタクのイメージが爆上がりするかもしれない。

 

夫は今日も、幸せそうだ。

私はそんな夫が好きである。

 

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