ダウン症の子が使いやすい離乳食グッズがあれば知りたい。
スプーンやコップ、たくさん種類があって迷っちゃうよ…。
と思う人も多いのではないでしょうか。
コップ1つとっても、たくさんの商品が売られていますよね。でもその多くは健常児向け。
筆者である私も、ダウン症の長男にどれを使ってあげたらいいか探すのに苦労した経験があります(泣)
長男には向かなかった、というモノ(コップやストロー、イスなど)が挙げたらキリがないくらいありました。
そんな経験から、わが家が使っている食事セットをまとめて紹介します!
- スプーンはその辺に売っているものじゃダメ?
- コップやストローの練習にはなにを使えばいい?
- 離乳食にとろみをつけるのに苦戦している。
などなど、迷っているあなたの参考になるはずです。
長男が通っている療育センターでも使われているものも紹介しています!
ぜひ、最後までご覧ください^^
わが家の長男は、幸いにもダウン症の子によく見られる合併症がありませんでした。
そのため、主治医の先生から生後5ヶ月ごろに「離乳食を始めていいですよ」と言われ(1ヶ月サボったのち)開始しました。
健康状態に心配がある場合は、主治医の先生に確認してから離乳食を始めましょう。
参考までに、長男が3回食になるまでの期間を紹介しておきます。
- 離乳食開始時期…生後6ヶ月
- 2回食…生後8ヶ月の終わりごろ(療育センターに通いはじめたころ)
- 3回食…生後9ヶ月の終わりごろ
このページは今後、それぞれの商品に関する記事を更新するたびに追加していく予定です。
あとで見たいという方はブックマークしていただけると幸いです^^
目次
スプーン
わが家では3種類のスプーンを使っていました。
- 岡部洋食器 チタン摂食指導用スプーン
- ピジョン 食べるnoおうえん 初めてのフィーディングスプーン
- エジソンのフォーク&スプーン
ダウン症の子はほぼ全員このスプーンを使っているのではないかと言っても過言ではないほど有名なスプーンです。
なかなか市販されていませんので、ネットでの購入をオススメします。
わが家も療育センターに通う前から使ってました!
(通い始めたのは生後8ヶ月から)
また、わが家ではこちらのスプーンも同時に使っていました。
↑右側のみどり色のスプーン(スープ用)は、長男がうまく取り込めなかったのでほぼ使いませんでした。
食べるのに慣れてきた1才ごろからは下のスプーンも使っていました。
使うスプーンに迷ったら、
作業療法士の先生に相談するのもアリです◎
3才〜現在(4才)は、エジソンのスプーン(ミニ)を使っています。(療育センターから勧められたので)
わが家の長男が今でもミニサイズのこのスプーンを使う理由を説明しますね^^
ダウン症児は基本的に噛むことが苦手な子が多いといわれていますが、長男も例にもれずあまり得意ではありません。
よく噛んで食べるときと、面倒くさがって噛まずに飲み込もうとするときがあります。
そんなとき、エジソンの普通サイズのスプーンだと量が多くてノドに詰まらせたりしないかと心配なんですね(汗)
そのため、わが家は今もミニサイズを使用しています☆
スパウト
よく出かけるようになった6,7ヶ月〜2才ごろまで使っていました。
使っていくうちに飲み口の穴が広が流ので、約半年に1度買いかえていました。
ストロー
わが家の長男は、2才3ヶ月のころから本格的にストローを使いはじめました。(コップの練習を優先していたため)
使ったのはこの2種類。
- リッチェル アクリア コップでマグストロー
- コンビ ラクマグ漏れないストロー
ストローを本格的に使うようになったのは2才3ヶ月からなんですが、、
ずっとコップの練習するのしんどいので、結構サボってました☆
スパウトを使い続けるのも成長しないかな、と思ったので、ストローもちょいちょい訓練させてました。
この商品は、フタにあるプッシュ部分を押すと中の飲みものが出てきます。
「吸う」という動作は言葉で教えられないので、とても画期的だと思いました。
が!
ワタクシめはとてもズボラな性格ゆえ、パーツを洗うのが面倒になってしまったのです…苦笑
そこで、下のような紙パックの飲みものでストローの練習をしていました。
これだって、本体を押したら出てくるもんっ☆
お金はかかってしまいますが、私のように
- 洗いものがニガテ
- 精神衛生を保つことを優先したい(なるべく家事を減らしたい)
という方には紙パックの飲みもので練習するのもオススメです☆
私、このラクマグシリーズには本っっっっ当に助けてもらいました!
今でも現在進行形で使っていますが、ほかの商品に比べるとモレにくいし、長男も飲みやすかったようで、比較的すぐに飲めるようになりました。
ダウン症の子を持つママ友さんも、
ラクマグなら飲みやすかったみたいで、これならストローで飲んでくれる♪
とおっしゃられていました。
ちなみに、長男がストローを練習しているころにはなかったんですが、こちらも良さそうですね!
コップ
ダウン症の子の場合、コップ飲みを習得することにかなり時間がかかります。
うちの長男はコップで飲めるようになるまでに9ヶ月かかりました
※ここで言う「コップ飲み」とは、1人でコップを持って飲むことではなく、大人(介助者)が子どもの口にコップをあてた状態で飲める、ということを想定しています。
わが家はつぎの2種類を使ってコップ飲みの練習をしていました。
- コンビ ラクマグ はじめてコップ
- ファイン レボUコップ
ストローでも紹介した「ラクマグ」。
長男が1才8ヶ月のころに発売され、すぐに飛びつきました。
こぼれないのがgood◎
しかし、どこから飲みものが出てくるのか、長男には分かりにくかったようです。慣れるまでは、私が中央をゆびで押しながら口にあてて飲ませていました。
長男の場合、この商品で飲むことができるようになってから「吸う」動作が上手くなりました。
長男が通う療育センターで使われているコップ。
ネットで購入できることを知り、即ポチしました。
わが家では今も現役バリバリで使っています^^
このコップはU字に切れているので、頭をかたむけなくても飲めます。
あごを上げずに飲むことができるので、子どもにとっても飲みやすいし、大人(介助者)も飲ませやすいのでオススメです◎
とろみ
西◯屋やベビーザ◯スで売られている「とろみの素」。
なぜか私がやっても「とろみ」がつかなかったんです…(苦)
てか「とろみ」つかなくない??
市販のとろみの素がなかなかとろみがつかないので、イライラするし、コップや離乳食の練習もおっくうでした。
しかし、療育センターで使われている
「トロミスマイル」なら一瞬!
ネットで購入できることを知り、即ポチしました。
市販のとろみの素よりお高いですが、
少量でも簡単に、しっかりしたとろみがつくのでオススメです^^
いす
わが家では4種類のイスを使っていました。
(そのうち2個はあまりオススメではないのでここには挙げていません。)
ダウン症の子が使うイスは、地面や足置きなどに足をつけられるタイプを選ぶのがオススメです。
※ここに挙げているイスは、長男が腰が座ってしばらくした1歳半過ぎから使い始めたものです。それまで使っていたイスについてはまた後日記事にします。
長男が1歳半ごろから使いはじめました。
いま現在、わが家はローテーブルで食事をしますので、毎日このイスを使用しています。
部屋になじみやすいデザインが気に入っています^^
ダイニングテーブル用はこちらの椅子を使っています。(色はナチュラルを購入)
テーブル付きもあります↓
番外編:哺乳瓶
私は実際に購入していないのですが、
知っていたら絶対に購入した
というものがこの哺乳瓶です↓
これは長男を出産した産院で使われていた哺乳瓶。
哺乳力が弱かった長男は、母乳もなかなか吸えないし、ミルクも2時間かけて20〜30ml飲むのがやっと!
この哺乳瓶の乳首は、長男のちっちゃな口にはピッタリでした。
市販で買える哺乳瓶の乳首は
当時の長男には大きかったのか、飲みづらそうでした(涙)
助産師さんも、
西◯屋には売ってなくて…。
どこで買えるのか私も知らないんです。
ゴメンナサイ!
とおっしゃられていたので、なく泣く市販で買える哺乳瓶を使っていました。
ネットで買えると知ってたら絶対買ってた(泣)
まとめ
ダウン症の子にとって「食べる」ということは大仕事。離乳食に慣れるまでは親子共々、本っっ当に大変で、試行錯誤の連続だと思います。
お子さんによって離乳食グッズの「合う・合わない」があると思いますが、この記事が過去の私と同じようにどの離乳食グッズを使っていいか迷っているあなたの参考になればとても嬉しく思います^^
ここまで読んでいただき、ありがとうございました!
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