この記事は私が数年前に一緒に働いていたお局さまのお話です。
長男を妊娠し、産休に入るまであと2週間ー
職場のお局さまが突然、
私の存在を無視するように!
お局さまは私を見ると苦虫を噛みつぶしたような顔をし、モノに当たりながら立ち去るなど、不機嫌をまき散らす始末。
他のメンバーも困り果て、私の送別会をお局さまにはナイショでこっそり行われる(表向きは送別会なし)といった有様でした。
お局さまはアラフィフで独身。しかし同棲しているパートナーは居るようでした。
(陰ではヒモを養ってると言われていたよ)
若手イジメで有名だったお局さま。組織内TOP5と呼ばれるほどの実力の持ち主です。
そんな彼女のたどった末路は、あまりにも悲しいものでしたー
目次
お局さまはこんな人
お局さまはこんな人でした。
- 独身
- アラフィフ
- 同じ係内で「弱い」とみなした人をいじめる。(とにかくイジメることで有名)
- 仕事ができない
- しかし本人はサバけると思っており、むしろ自分が仕事を回していると思いこんでいる。
- すぐバレるようなウソをつく。話を作る。盛りまくる。
わたし的に一番ムリだったポイントが「ウソをつく」ことでした。
スポーツジムで福◯雅治とバッタリ会ったのォ!
…といった「有名人とバッタリ会った・知り合い」というウソは日常茶飯事です。(マイ◯ル・ジャ◯ソンに抱きつかれたと自慢された同僚も!)
高校のとき(女子高出身)
隣りにあった男子高の野球部のイケメンのキャプテンから
マネージャーになってくれ
って言われたの♡
でも同じ高校の先輩から嫉妬されてぇ。大変だったのよねぇ〜(笑)
…といった、若いころモテたのよ自慢も
まだ許せる。
※なお、意地の悪いオカクミは
「お局さま、スコアブックつけられるんですね!?」
と聞いたらスルーされました
それが気に食わなくて無視されたのかもねw
タチが悪いのが、
気に食わない人のウソの話をでっち上げて周りに言いふらしたり、
自分がミスをしたのに
「私じゃない!やってない!」と誤魔化したりすることでした。
お局さまのミスを私のせいにしたときには驚きましたねー。
でも本人の中ではウソじゃなくて、事実ということになっているのが怖すぎる。
ウソはつくし仕事はミスばかりだし機嫌が悪いと無視するし……。
炎天下でうさぎ飛びを延々とさせられているような、
苦しくて耐えがたい日々でした。
あまりに理不尽な八つ当たりをされたときは、
すみません。
使ったあとのファイルを同じところに戻してもらえませんかね?
違うところに置かれたらイチイチ探すことになって、その分の時間がもったいないですよね。
そもそもみんなで使うファイルなのに、自分が起きたいところに置くなんて、他のメンバーに迷惑がかかると思いませんか?
って言いかえしてやりたい気持ちで一杯でした♡
もちろん言ってません!
お局さまの末路
私が産休に入って1年が過ぎたころ、トラックにはねられて亡くなられました。
お局さまに思うこと
後輩から第一報の電話がかかってきたとき、それはそれは驚きました。
お局さまが、トラックにはねられて、さっき亡くなられたんですよ。
えっ?!
ビックリですよね…
ええーーーーっ?!
えええーーーーー?????
そうなんですよ…
ええええええーーーーっ?!
えっ?!
ええーー???
…この時のことは忘れられません。
とにかく私の口からは「ええ?」しか言葉が出てこなくて。
1分ほど「えーーーーっ」と言ったあと、なんとか後輩に「教えてくれてありがとう」と言って電話を切りました。
翌日、お局さまの通夜に行きましたが、何が起きてるのかさっぱり分かりません。
職場の人たちは「一昨日まで居たのに」と言って泣いていましたが、私からは一筋の涙も出ませんでした。
あの鋼のメンタルの持ち主だったお局さまが、
いろんな人を意気揚々とイジメてきたお局さまが、
どんな不利な状況でも意味不明なイチャモンで楯突いてきたお局さまが、、
交通事故によって、
いとも簡単に人生を終了させられた。
ー最後に私が出勤した、あの日。
お局さまからは、朝から晩まで、やっぱり口を聞いてもらえませんでした。
だから私も一切話さず、黙っていることに。
仕事が終わり、更衣室で運悪く2人きりになってしまったときも、静かなまま。
気まずい空気が流れていました。
着がえ終わり、ロッカーから荷物を全て取り出して出て行こうとすると、お局さまがやっと口を開きました。
忙しくて、話すヒマなかったね。
いや、あなた私のこと避けてましたよね?!
…というツッコミはさておき、
お局さまもなんか罪悪感を感じたのかもしれないと思い、このように返しました。
今までお世話になりました。
妊娠して思ったように動けなくなってしまって、大変ご迷惑をおかけしました。
助けていただいて、もう本当に、ありがとうございました。
…と言ってお辞儀をすると、お局さまは一言
いいのよ
と言って不器用に笑って、去っていかれました。
これが今生の別になるなんて、そのときの私は思いもしません。
思うことは色々あったけど、きちんとお礼を伝えていて良かったかな、と今は思います。
お局さまが遺した教訓
とりあえずトラックにはねられたら終わるんだな、と実感しました。
今でも街中でトラックを見るたびにお局さまを思い出してしまいます。
トラックに限らず、交通事故で亡くなるということは不幸でしかありません。
嫌いな人ではあったけど、こんな亡くなり方はやっぱり悲しいです。
お局さまは、心の中に満たされない大きな穴をお持ちだったんだと思うんですね。
それが自分で満たせていたならば、人をイジめたり、ウソをついたりすることもなかったんでしょうに。。
私たちもいつ交通事故の被害者になるか分からないし、車を運転する人は加害者にもなり得るのです。
私たちはつい、
自分に限ってそんなことは起きないよ!
…と思いがちです。
しかし外を出歩く以上、交通事故に絶対遭わないとは言いきれません。
私自身も身近な人が交通事故で亡くなるなんて思いもしませんでした。
ハンドルを握る人も、歩く人も、交通事故には気をつけてくださいね!
(本題からズレるけど!!)
まとめ
たくさんの人をいじめてきたお局さま。その末路は、交通事故で急逝。
彼女と仕事をした1年半は、毎日がストレスフルで、気が狂いそうでした。
何度お局のクビを祈ったことでしょう←
しかし、たとえ大嫌いな人だったとしても、不幸な末路をたどるのは胸クソ悪いし、清々したなんて思えないです。
来世、お局さまがまた生まれてくる時は、どうか幸せにな人生でありますように。
お局さまのご冥福をお祈りします。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました^^
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